久間田琳加、ファンの声を力に! 念願の“1st”スタイルブック&写真集への想いを語る
■モデルの仕事は好きなことの延長
――昨年、『Seventeen』(9月号)で初の単独表紙を飾るなど大活躍されていますが、これまでのモデルのお仕事で転機になったことはありますか?
やっぱり、『二コラ』を卒業して『Seventeen』に入った時が、大きく変わった時かなと思います。雑誌ごとにテイストが全然違うので、最初は大変でした…。でも、いろんな雑誌を読んで、どうやったら自分がもっとよく見えるか参考になりそうなポージングをノートにまとめたり、携帯にメモしたりしていましたね。この時、必死で勉強してモデルとしても成長することができたと思います。
――すごく研究されているんですね。
モデルのお仕事は、自分の好きなことの延長なので、勉強したり努力したりすることが全然苦じゃないんですよ。今でも、雑誌を読んで気になった写真は写メして残してます。
――高校の卒業も、人生の中で大きな変化だと思います。卒業して何か変化はありましたか?
『Seventeen』の先輩方からも、「“学生”という大きなものがなくなると、大変になるよ」と言う話を聞いていたので、「ついに自分にもこの時が来たか…」という感じはありました。
でも、実際に卒業する時期になると、マイナスな気分にはならなかったです。確かに仕事への向き合い方に変化はありましたが、これで好きなことをもっと追求できる「よし!」という感じです。今回のスタイルブックと写真集も、じっくり考える時間がないとできなかったと思うんです。だから、卒業してからのタイミングでよかったです。
――先日もインスタライブを実施するなど、普段からよくファンの方と交流されていますが、久間田さんにとってファンの存在とは?
パワーの源です。『ニコラ』のときから見てくださっている方もいれば、『Seventeen』やテレビで知ってくださった方もいます。今回の2冊を作っているとき、大変な時期もありました。でもニュースが解禁されると、「楽しみにしてます!」と言った声が聞こえてきて、待っていてくれる人がいるんだと思ったら、「よし、頑張ろう!」と最後まで頑張ることができました。SNSでの交流も嬉しいですし、イベントなどでいただくお手紙もすごく嬉しいです!
――最後に発売を楽しみにされている方にひと言お願いします。
10代最後という特別な時間を、スタイルブックと写真集に収められました。ファンの方はもちろん、この2冊で初めて私を知ったという方も増えてくれたら嬉しいです。みなさんのリアクションがすごく楽しみ。コメント、お待ちしています!
取材中、常に笑顔を絶やすことのなかった久間田。家では、気持ちを穏やかにスタートさせるために、毎朝掃除をするそう。そして外に出ない日でも、毎日違うメイクをして研究しているとか。楽しみながら努力している姿が印象的で、ついこちらも笑顔になった。